ボーダーコリーは、知能が高く、活発で愛らしい犬種として世界中で愛されています。
しかし、愛犬との時間をできるだけ長く楽しむためには、寿命や健康管理についての知識が重要です。
そこで今回は、ボーダーコリーの平均寿命や最高寿命、愛犬を長生きさせるコツをご紹介します。
ボーダーコリーの平均寿命と最高寿命

ボーダーコリーの平均寿命は10歳〜17歳とされています。
しかし、健康管理が行き届いたボーダーコリーの中には、17歳を超える記録もあります。
ボーダーコリーの最高寿命の事例
実際に、ギネス記録に認定された最高寿命のボーダーコリーはイギリスのBramblという名前の犬です。
彼女はなんと、27歳211日まで生きました。
もちろん、27歳という記録はごくまれなケースですが、健康管理次第で寿命を延ばすことは可能といえるでしょう。
【参考にしたサイト】
▶︎ ペットショップ 犬の家&猫の里|犬種図鑑:ボーダーコリー
ブルーマールは病気になりやすい!?

ブルーマールは、とても美しい毛色が特徴です
しかし、特定の遺伝子が健康リスクを引き起こすことがあります。
その中でも、ブルーマール同士で繁殖させて生まれた、『ダブルマール遺伝子』を持つ個体には、高確率で先天的な障がいを持つことがわかっています。
それゆえ、ダブルマールを繁殖させることは、禁じられています。
もしも、ブルーマールをお迎えする際は、ダブルマールではないことを事前に確認しておきましょう。
【参考にしたサイト】
▶︎ カインズ公式メディア「WanQol」|ブルーマールの特徴と注意点
ボーダーコリーを長生きさせる5つのコツ

1. 栄養バランスの取れた食事
ボーダーコリーは運動能力が高く、筋肉もしっかり必要な犬種です。
痩せすぎでも太りすぎでもなく、引き締まった体を保つには食事のバランスが大切です。
特に若いうちは体をつくる時期なので、高タンパクのフードで筋力をサポートしてあげましょう。
フードを選ぶときは、原材料や成分の割合もチェックし、体格や年齢に合ったごはんを選んであげてください。
2. 適切な運動量
ボーダーコリーは体力があり、エネルギーをため込みやすい犬種です。
そのため、日常の中でしっかりと体を動かす時間を確保してあげることが大切です。
特に若いうちは元気が有り余っていることも多いので、意識して運動量を確保してあげましょう。
もし毎日じっくり時間が取れない場合でも、週末などに広い場所で思い切り走らせてあげるだけでも、良いリフレッシュになりますよ。
3. 定期的な健康診断
ボーダーコリーは遺伝的な病気を抱えやすい犬種でもあるため、定期的な健康診断はとても大切です。
血統に関わらず、どんなわんちゃんでも思いがけない病気になる可能性はあります。
だからこそ、若いうちから体の状態をこまめにチェックする習慣をつけておくと良いでしょう。
大きな不調が出る前に異変に気づけるよう、定期的な健康診断や簡単な日常の健康チェックを心がけましょう。
4. ストレスを減らす環境作り
ボーダーコリーは知能が高いぶん、まわりの刺激に敏感で、感受性も豊かな個体が多い傾向にあります。
それゆえ、ちょっとした音や環境の変化でも不安を感じやすい子もいます。
そのため、小さな頃から少しずついろいろな経験をさせてあげることが大切。
苦手な音やモノに少しずつ慣らしてあげることで、将来的なストレスを減らしてあげると良いでしょう。
5. 年齢に応じたケア
ボーダーコリーは大きめな中型犬です。
それゆえ、シニア期になると、排泄姿勢が取りづらくなったり、寝たきりになることも。
また、体重があるぶん床ずれができやすく、ストレスやケガの原因にもなります。
しかし、最近では、床ずれ防止マットや補助ハーネスなどの介護グッズも充実しています。
うまく取り入れることで、負担を減らしながらケアすることができます。
事前にチェックしておくことで、もしもの時にも落ち着いて対応できるでしょう。
【参考にしたサイト】
▶︎ カインズ公式メディア「WanQol」|犬の寿命とシニア期に向けた備え
まとめ:ボーダーコリーと幸せに長く過ごすために

ボーダーコリーは、適切なケアと環境次第で長生きする可能性を上げることができます。
私も、愛犬のボーダーコリーが1日でも長く幸せに過ごせるように、上記に記載した5つのコツを実践していきたいと思います。
この記事が少しでも、ボーダーコリーの飼い主様たちに役立てたら幸いです。
※この記事は、実際の体験や公的機関・企業サイトの情報をもとに構成しています。
愛犬に健康面で気になる症状がある場合は、必ず獣医師にご相談ください。
こちらの記事もおすすめです!
▶︎ボーダーコリーは甘えん坊?一日中ベッタリな愛犬



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